しあわせ探しの旅

こうしてネットで、ブログで、いったい何を書いているのかと言われそうですが、波紋堂としましては、会社として大切にしていることを皆様にお伝えすることも、ひとつのジョブだと思っております。

白猫と黒猫を比較しても「猫だな」という結論しか出ない
白猫と黒猫を比較しても「猫だな」という結論しか出ない

いろいろな出来事が起こり、変化の速い昨今。

本屋さんに行けば、「幸福」に関する書籍がたくさん並んでいます。

それは、「しあわせとは何か?」ということを改めて考え直したい人が増えているからだと思います。

さて、波紋堂ではここでひとつの提言を致します。

それは「人と人を比較しても、大して変わらない」ということ。。

人と人を比較しても、大して変わらない

上の絵のとおり、白猫と黒猫を比べても、「猫だな」としか言えません。人間も同様、そういう視点で見ればそれほど変わらないものです。

しかしながら、今の世の中、『経済』という色メガネですべてを見てしまう「癖」がついてしまっています。

これは自戒もこめて、皆さんにお伝えしたいことです。

年収300万円の人と、その100倍の年収3億円の人。比べても、人として何かが100倍違うのかというと、そんなことはありません。身長も体重もいろいろな能力も、多少の差はあっても、さすがに100倍の違いはないでしょう。

年収300万円の人が飼っている猫と、年収3億円の人が飼っている猫を比較しても、「猫だな」としか思わないのと同じです。(これは余計でした。すいません。)

とは言え、私自身、自戒をしながらもやっぱりお金持ちを見ると「あ〜すごいな〜」と思います。その人には何かひとつ長けている能力があるのかもしれません。それがどのような能力なのか、興味があります。もしかすると、皆が称賛するようなすばらしい能力を持っているかもしれません。

でも実際は、そういう人たちが共通して言うことは、「私は運がよかった」です。宝くじに当たったようなものでしょうか。

ただそれだけですので、恐らく一般庶民にも溶け込めるようなごく普通の人なのだと思います。

比較したくなる気持ち

「人生はゲームさ!」などと言っている範囲では問題ありません。他人と自分を比較して一喜一憂するのも、また楽しいものです。

しかし「経済」という色メガネで世の中を見るという単なる「癖」から、つい人を比較してしまうのはあまり良くない傾向だと思います。

それは事実を、正確に捉えることができないからです。

とは言え、「つい比較してしまうんだよなー。」という気持ちもよくわかります。

「癖」ですから、しょうがない。気を付けるしかない。

でもこの「癖」を回避するために、私は少しだけ対策を講じています。

それは、「なるべく比較できないところに行く」ということです。

例えばこの波紋堂という会社。正直、比較対象がありません(笑)。同業と言える会社、似ている会社が近辺に無いのです。「板金雑貨」という言葉も私が作りました。

「そんなことして、会社としてやっていけるのか?」と問われますが、「やっていけません。」としか答えられません。

貯金を切り崩し、サラリーマンとして得ている給与を注ぎ込み、なんとか維持しています。

ときには「趣味でやってるのか?」と聞かれます。いえいえ、これでも真剣に事業を考えています。

比較対象がないのはよいのですが、誰も踏み込まない突飛な領域のビジネスを展開してますので、とんでもなく時間がかかります。もしかすると途中で消滅するかもしれません。それでも今のところ、楽しくチャレンジして、継続できています。競合会社がないことが幸いしているのかもしれません。

日々、勝ったの負けたのと、気にすることはありません。ただただ、どうすれば皆さんに楽しんでもらえるのか、いろいろと模索する毎日です。

もし近辺に「オマエの会社、全然ダメだな!」なんていう闘争心を燃やしてくる人がいたら、こんなに楽しく活動はしていられません。

「儲かって自慢できるが、辛い」と「儲からなくて哀れだが、楽しい」の間に、境目があるのかもしれません。

どちらが持続可能なのでしょうか。。

これからの時代、幸福とは何かを考え直す必要があります。

そして波紋堂は、すでにひとつの実験結果を出しています。

それは、「経済活動において、比較する相手がいないことは結構幸せ(^ ^)」ということです。

「比較」の世界と距離を置くには、ちょっとした努力も必要

もちろんビジネスを超得意としている人にサポートしてもらえれば、波紋堂という会社も早く成長することでしょう。

でもそれでは、経済の色メガネが引き起こす「より早く、より多く、が正解」という印象に引っ張られ過ぎてしまうのです。

誰でも、たとえ地味で、残念で、哀れな姿であろうと、コツコツと前に進む力は持っているのです。

でもその力を萎えさせてしまうのは、「比較」なのではないでしょうか。

本当に革新的なものは、最初は小さな弱い存在です。でもそこで「比較」の目に晒されて、力を失ってしまうのは勿体ない。

そのためにも、「比較」からできるだけ逃げて、距離を置き、しかしコツコツと前に進む努力ができる、そんな環境作りが大切なのではないかと思います。

でも放っておけば「君の会社、全然・・だね。」とか「あなたの会社には融資できません」などと、経済社会の渦に巻き込まれそうになります。

そんなときには、芸術を鑑賞したり、癒し系の音楽を聞いたり、面白い映画を観たりと、まるで現実逃避のような行動をあえてとるようにしています。そのことにより、一旦落ち着いて、振り返ることができます。

例えばここで「年収300万円の人と、3億円の人は、さして変わらないのだ」ということを思い出してみる。

そしてまた、コツコツと、皆さんに楽しんでもらえることを模索する。

結局、これしか道はないのではないかと思います。

まとめ

さて今回は「比較」について書いてみました。

こういった考えは昔からあったのだと思いますが、それを敢えて、今この時代に考えることに意味があると思います。

経済を否定するのではなく、新しい経済活動のあり方として提言したいのです。

新しい時代は、こういう方法も可能になってくるのではないか、という明るい未来予測と期待を込めて。

ではまた!

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