代表者の紹介
合同会社 波紋堂
代表社員 菊楽 要(きくらく かなめ)
1970〜1989年、大分県で暮らす。
1989年(平成元年)、東京へ移住し、ソフトウェア製作会社へ就職。
1992年、ハードウェア業界へ転職。
18年間はプリント基板設計、その後自ら希望して営業部へ異動。
技術的な知識と経験を携えて、営業活動に従事。
副業として2019年(令和元年)より波紋堂の活動を開始。
なぜ「板金雑貨」なのか
「板金雑貨」とは波紋堂が生み出した一つのジャンルです。
精密板金加工という工業技術を使い、生活雑貨を作っています。
●産業・工業
●アート・デザイン
という2つの分野。
ここには「モノづくり」という共通点があります。でも全くと言っていいほど、その中での交流はありません。
波紋堂は、この共通点がありながらも、なぜか遠ざかってしまったこの2つの世界を融合させることはできないだろうか、という試みを行なっています。そして生まれたのが「板金雑貨」というジャンルです。
代表者のコメント
代表の菊楽と申します。
波紋堂を起こして数年、徐々に皆さんにも知っていただくことができ、とても嬉しく思っております。
製品、売り方、会社の経営と、すべてがまだまだ拙く、なんとも不甲斐なさを感じる毎日です。
でも上手くいっていることがあるとすれば、それは、「楽しめている」ということくらいでしょうか。なんとかこの楽しみを大切にしながら、コツコツと事業を進めていけたらと思っております。
どうぞ今後ともご贔屓の程、よろしくお願い申し上げます。
2024.6.20 代表社員 菊楽 要
すべては『実験』
波紋堂は『実験』を大切にしています。 「こんなのあったらいいな」を実現するため、多くの検討・試作・検証を行なっています。つまり、作って、使って、「これはいい」と判断したものを商品化しています。 ただ今の時代、モノを作って販売するというビジネスは逆風の真っ只中です。とても厳しい状況ではありますが、この小さな試みは必ずや誰かの為になると信じて、前に進んでいます。 つまり、この会社の運営自体も、一つの実験なのです。
失われつつある技術を、意外な方法で。
「精密板金加工」ができる会社は、年々、減少傾向にあります。 後継者がいない会社もたくさんあることでしょう。 そんな中で、波紋堂の活動がこの技術継承の一助になってほしいと願っています。 ちなみに私自身、もう30年もモノづくり業界の中にいます。 業界全体の大きなピラミッド構造も結構リアルに見えます。 しかし波紋堂はあえて、そういった構造から抜け出したところで活動しています。 いままでの日本のモノづくりは、Made in Japanにこだわり過ぎたのかもしれません。品質・信頼性が高まる一方、現場には硬直感や堅苦しさが蔓延してしまいました。 波紋堂はそのネガティブなものから解放されたところで、『文化を愛でる』ことを命題とすべく立ち上がりました。 自社の商品だけではなく、賛同していただける方々と一緒に、波紋堂を一つのプラットホームとしながら、末長く活動できることを願っております。 ほんの少しずつではありますが、日々、一歩一歩、進んでまいります。
会社概要
社名: 合同会社波紋堂 場所: 東京都杉並区西荻南4-31-11 サークルキューブ西荻窪 311号 代表者: 代表社員 菊楽 要 創立: 2019年5月22日 資本金: 200万円 事業内容: 雑貨の開発と販売