波紋堂のこれから
この度、波紋堂は無事5周年を迎えました。これまで波紋堂の商品をご購入いただいたお客様に、深く感謝申し上げます。また、ご興味を持っていただいている方には、今後ともぜひよろしくお願い致します。引き続きこつこつと製品を作って参ります。
振り返ると・・
当初は、こんなニッチな商品は売れるのだろうかと不安で仕方ありませんでした。1〜2年もすれば、会社を畳むことになるかもしれないと覚悟していました。でもなんとか生き残っています。とても地味ではありますが、極小の会社だからこそ続けてこられたのかもしれません。
でもまだまだ、これからです。
波紋堂はこのままでいいとは思っていません。なんとか今の状況を打開すべく、新たな商品の開発に着手しています。試作を作っては失敗したり、諦めたり、もう一度作ったり、本当に試行錯誤の毎日です。
もう少し時間があったら・・
ぜひいろいろなお客様に喜んでいただけるような、良い製品を作りたいと思っています。でも、なかなか思うようにいきません。毎日のように『もう少し時間があったら・・』という気持ちを抱きながら、遅々として進まないことにモヤモヤしています。
いつも助けてくれる業者さんや友人は本当に有難い存在です。でもいつかは、恩返ししなければなりません。気が焦るばかりです。
一生に一度はやってみたい。
一生に一度はやってみたいこと。それは、すべての時間を製品開発のために注ぎ込んでみたい、ということです。そんなことを考えるなんて、ちょっと変わっているかもしれません。でも一体、どうすればそのようなことができるのでしょうか。想像もつきません。
いや逆に、いま現在、なぜできないのかを考えてみるとよいかもしれません。
普通に能力がないから?、会社員だから?、日本人だから???
やっぱり分かりません。
他の人から見れば。
多くの方は、このように思うでしょう、たぶん。。
「いったい何してるの? そんなことしないで、真面目に会社員だけやっていればいいんじゃない?」
「そんなことしないで、美味しいものでも食べて、幸せになろうよ!」
「世の中そんなに甘くない。余計なことはしない方がいいよ。」
でも稀に、このように思う人もいるかもしれません。。
「そんなこと考えてるっていうだけでエラいよ。」
「面白そうだね! やってみればいいじゃん!」
「君の人生だ。好きなようにやるのがいいよ。」
前者→とても現実的で責任感のある方。後者→とても前向きでポジティブな方。
つまり、どちらも間違ってません。
結論。
結局のところ、私は正解の無い答えを求めていました。
まさにこれが時間の無駄ということで。。
「時間が足りない!時間が欲しい!」と言っている私は、こうして時間を無駄に過ごしている残念なオジサンなのでありました。
以上! ではまた!