ガルバトレー(B6判サイズ)のご紹介
さて久々に波紋堂が新商品をローンチしました。「ガルバトレー(B6判サイズ)」。
波紋堂の商品をよくご存知の方なら、「新商品と言ったって、いままであったA4サイズや5×3サイズをただB6サイズにしただけじゃないか?」と思われたことでしょう。
しかしこれがなかなか、実際には大変でして。。結構な時間と費用をかけてしまいました。
私も軽い気持ちで着手したのですが。
特に苦労した点は、2段重ねにしたときにガタつきがあり、それをカチッと収まるようにするところです。
0.5mm単位で微調整したり、構造を少し変えてみたりと、何度も作り直しました。
その度に、板金工場の工員さんに作ってもらいましたので、工員さんの作業工賃、材料費などがかかりました。いやそもそも、私が図面を何度も書き換えるという労力もその度にかかっています。
結局は、私が図面ありきで調整をしていたのが悪かったのです。途中からノギスを当てて実際の寸法を測ったところ、図面で寸法表記を省略していたところで問題があっったことがわかり、「私はいままで何に時間をかけてきたのだ!!」という後悔を感じました。
いやでも、こういう一つ一つが大切な経験です。また波紋堂は一歩だけ進化しました。
それと、これは製品とは直接関係ないのですが、
工場から試作品が送られてくるとき、私はこの事務所にいないことが多いので、佐川急便さんの営業所留めとして引き取りに行く、ということをしていました。
ただその営業所、ここから5分程度のところにあったのですが、急に廃止になり、バスで30分以上かかるところに変更されてしまいました。
いや〜、2024年の夏、とにかく暑かった。
そんな中、夕方6時にバスに乗り、普段なら30分で着くところが夕方のラッシュで1時間かかり、そして初めて降り立つ知らない街。
トボトボ歩いて、佐川急便杉並営業所に行き、そして私と同じように荷物を受け取る人が並んでおり、約10分は待っただろうか。
荷物を受け取ったら、また初めてのバス停で暑〜い中10分以上待ち、そしてバスに乗り、またラッシュの道。。
結局、事務所へ戻ってくるまでに2時間かかりました。
いやそれだけなら良いのですが、前述のように、試作品が「これダメだ!」の状態で、もう、心も体も疲労感たっぷりでした。
そうやって、ようやく無事リリースとなった「ガルバトレー(B6判サイズ)」。
約150枚入ります。
ぜひ、情報カードユーザさんには、2段・3段と重ねて使っていただきたく存じます。