「先延ばし」と「速さ」、どちらも選択することが必要。
最近得た知識をご紹介しつつ、自戒の念もこめて、記述しておきたいことがあります。
それは、「先延ばし」と「速さ」は、並行して進めなければならないということです。
行動経済学から見ると
まず、頭良さげに行動経済学について超ザックリご説明します。まったくの素人があちこちで得た情報を基にしてますので、どうぞ、なんとなくの雑談レベルと思っていただければと思います。
まず1冊の本をご紹介いたします。大竹文雄著「行動経済学の使い方」。
著者の大竹文雄さんといえば、あのEテレで放映されていた「オイコノミア」によく出演されていた方。又吉直樹さんとの掛け合いがとても面白かった。なかなかの笑いセンスもお持ちの大阪大学の教授。最近は、なんとあの新型コロナウイルス感染症対策分科会にも参加されています。
さてこの本、おそらくナッジについて知りたい人が購入されるものかと思います。私もそうでした。ナイスなナッジに対して、バッドなスラッジという言葉があることなど、なかなか面白い内容でした。でもこの本で意外と役に立ったのは、第一章、「行動経済学とは何ぞや?」という人のために書かれた部分でした。まさに、行動経済学を軽くおさらいするのにちょうど良い量です。
この、ただでさえザックリとまとめられた行動経済学を、私はここで更にまとめてみます。(荒過ぎて申し訳ありません!)
●行動経済学とは「目先の利益に振り回されている人が結構多いが、それでは損するよ」という警告である。
ほんと、ザックリし過ぎですいません。でもなかなか良い感じにまとまったな、と自画自賛してます。
とは言え、さすがにこれではなんですので、もう少し詳しく説明します。
これは私が行動経済学の象徴と考えるひとつの「質問」です。
Q:あなたは下記の1と2、どちらを選びますか?
- 今すぐもらえる1万円
- 1年後にもらえる1万1千円
正解は。。。ありません!!
なくてもよいのです。
注目すべきは、この質問を多くの人にしてみたその結果。それが、1を選んだ人が多かったということです。
もしここで資産運用を真剣に考えている人であれば、間違いなく2を選んだと思います。
前述のとおり、この問いに正解はありません。しかし「資産運用」という側面から見れば、明らかに正解は 2 です。
この質問以外にも、沢山の例が「行動経済学の使い方」には書かれていました。でも全体として共通していることは、「資産を運用するなら先延ばしすべし」ということではないかと思います。
お金持ちの共通点
前述の「資産運用」についてひとつ。私を含め、「資産」と言えるような資産を持っている人はあまりいないと思います。
でも私がいろんなところで情報を見つけた「お金持ちの共通点」。それは、お金を長期的に見ていること。
1年先、いや、1ヶ月先も危うい私には到底できないことですが、お金持ちは10年・20年先を見越しています。数百万円とか数千万円をその期間寝かせる。もとい、働かせる。長期間かけて、じっくりお金に働いてもらうのです。(つまり投資。)
すぐに得られるお金を気にする私。何年もお金に働いてもらうほどの資金がない私。もうお金持ち失格です。
私のことはともかく、この「資産はじっくり長期的に見る」というのはどうやら間違いありません。
そう、お金持ちは賢くて堅実だったのです。
ホリエモンのスピード。
さて、今度は堀江貴文さんの言葉について。
私はちょっと彼が怖いのですが。。(私みたいなポンコツオジサンは速攻で叱られそうで。。)
でも彼が繰り出すコンテンツの数々は、本当に勉強になります。
実は昨年末に100円ショップでホリエモンカレンダーなるものを購入しました。(これをTwitterで投稿したところ、いつもの「いいね」の数がガクンと減って、笑ってしまいました。)カレンダーと言っても日めくりで、1ヶ月分しかありません。毎月繰り返し見たい!という人向けのカレンダーです。
さてそのカレンダーにこんなものが。。
頭がいいというのは、「速い」ということ by ホリエモン
なるほど、そう言われれば確かに。
今の時代、何かにチャレンジしようとするとき、しっかりじっくり考えて、塾考・熟慮し、完全発酵するまで寝かせて。。などということをしていたらもう時代が変わってしまいます。サクッとチャレンジして、サクッと次のことを考える。これが今の時代に必要なスピード感なのです。
ひとつ例をあげてみます。
とある会社が、USB充電器を数年かけて開発しました。スマホとUSBケーブルで繋げて充電するという機器。そしてようやく売り出そうとしたとき。
「そういえばワイヤレス充電器が2880円で売られているらしいよ。」と言われ、ハッとしました。
そうか、スマホにケーブルを繋げる時代は過去のものになるかも、、と。
ちなみワイヤレス充電器、私も使ってます。超便利です。
「毎日スマホにケーブルを挿す」→「毎日スマホを置く」。ちょっとしたことですが、でも、ものすごく大きなことです。毎日のことですから。
速い!安い!便利! もう、うかうかしてられません。あっという間に時代は流れます。特に最近はそれが速い。
過去10年のスピードより、未来の10年のスピードは圧倒的に速いのです。堀江貴文さんは「頭の良さ」を言ってますが、つまりそれは「このスピード感を認識しているか」ということも含んでいるのだと思います。
速さ、そして早さ。
Twitterも、blogも、Youtubeも、いやそもそもインターネットも。
これらの分野で、ローコストながら成功を収めている人たちに共通していること。それは「先行者利益」。
私はイケハヤさんのコンテンツがとても好きで、YouTubeとVoicyはいつもチェックしてます。そのイケハヤさんが頻繁に言っているキーワードが「先行者利益」。私もインターネットの黎明期からいろんなものを見てきましたので、もうそれは「言わずもがな」だと思います。(ちなみにイケハヤさんのクラブハウスへの注目、対応の早さは、本当にさすが!と思いました。大量の情報からそれをピンポイントでピックアップできる能力は、もう何がどうなっているのか全くわかりません。そのくらい素晴らしい。)
これは堀江貴文さんが言うところの「速さ」ではなく「早さ」の方です。人より「早い」こと。
でも結局、その「早さ」を実現するには情報処理の「速さ」が必要なのでしょう。結局、どちらも大切ということです。
先延ばしと速さの共通点
「先延ばし」と「速さ・早さ」を紹介してきました。
これらは全く逆方向の動作です。つまり「ゆっくりと急ぎなさい!」と言われているようなものです。
でも私は、これらにひとつの共通点を見出しました。
それは、時間軸の見極め、ということです。
賢い人は、いろんな事柄について時間軸を把握し、日頃の行動の指針にしています。その秀逸さが光っています。「この人、頭のいい人だ!」と感じる瞬間とは、時間軸の把握の仕方が優れていると見えたときなのかもしれません。
時間は万人に平等に流れています。生きている人すべてに共通なので、何か漠然としていて言葉になっていないことでも、伝わってくるものがあるのです。賢い人が口を揃えて言う「お金よりも、何よりも、時間が大切。」というのは、まさにそこにあるのではないかと思います。
まとめ
さて今回は、「先延ばし」と「速さ」という真逆なものに共通点を見出そう、という試みでした。
私は学がないせいか、賢い人に学ぶのがとても好きです。今は本やネット上で、そういった情報が、大量に、安く、いや殆ど無料で手に入るという、なんとも有難い世の中になりました。
でもただ無闇にそういった情報をインプットするのではなく、ときには組み合わせてみたり、ぶつけてみたり、自分の考えもミックスさせてみたりすることも大切です。
ここまでくるともはや、カオスになっているのはわかっています。でもここはまた「自分の中で寝かせて、発酵・熟成させる」という方法もあります。
そう、大切なのは「時間軸の認識」なのです。
ではまた。
おまけ↓
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