色彩雫ミニ3本用「インクボトルスタンド」のご紹介
波紋堂の作品「インクボトルスタンド」のご紹介。
iroshizuku mini<色彩雫> 3色セットにピッタリ!のインクボトルスタンドです。
なぜ「インクボトルスタンド」を作ったのか。
人気のインク、PILOTの「iroshizuku mini<色彩雫> 3色セット」。
いつも机の上に置いて「今日はどの色にしようかな?」などと楽しく迷いながら使っています。
ある日、フタを開けようとしたら少し固くて、なかなか開きませんでした。
グッと力を入れたら急にパキッと開いて、危うくボトルを倒してしまいそうになりました。
もし倒していたら。。。想像するだけで、もう悪夢です。
そんなことで、「安心してインクを使いたいなぁ」という素朴な気持ちから生まれたのが、このインクボトルスタンドです。
しかし、ただ単にガチッと固定できれば良いというものでもない。
例えば、インクボトルがデスクに固定されていたら、それは確かに安心。
ならインクを接着剤で机にくっつける? いや、そんなことはしたくありませんね!
それなら、絶対に倒れない、すごく重い、ガッチリとしたケースに入れておけばよいでしょうか?
いや、それも違います。なぜなら、やはりインクのボトルはとても綺麗だからです!!
見た目の美しさもインクのとても大切な部分。
インクは「単なる実用品」ではないのです!
ボールペンなどを使わずに、わざわざ手間のかかる「インク」を使うわけですから、そのボトルの美しさはもはや必須なのです。
つまり求められることは、
・綺麗なインクボトルを愛でたい
・でも倒れないように安定させたい
の2つ。
これらを同時に満たさなければならないのです。
波紋堂ではこの課題に取り組むべく、3Dのデータを作成し、試行錯誤しました。
「インクボトルスタンド」を使うと、インクボトルがどう見えるか。
試行錯誤の結果、ついに完成した「インクボトルスタンド」。
材料はガルバリウム鋼板という材料を採用しました。
表面にわずかな凹凸がある金属です。
この光を乱反射させる細かい凹凸が、ほどよくボトルを映えさせます。
また、この色彩雫というインク、実は「ラベル」がとても大切。
これがなければインクの名前がわかりません。
例えば「tsuki-yo【月夜】」「kon-peki【紺碧】」「take-sumi【竹炭】」、
インクの液体を見ても、その色はわかりません。
色のサンプルとして、ラベルは欠かせないのです。
その点も考慮し、ラベルがしっかり見えるような形に設計・デザインしました。
あくまで主役はインクです。
そしてインクボトルスタンドは脇役です。
主役が映えるように、できるだけ目立たないよう、シンプルなデザインとしました。
金属ならではの安定感
このような形の製品は、プラスチックで大量生産した方がより安価になります。
価格が安い方がより多くの方々に使っていただけるというメリットがあります。
でも一方で、プラスチックでは軽すぎて安定しません。
そもそも本来の「インクボトルが倒れないように」という目的が失われてしまいます。
ちなみにこの「インクボトルスタンド」は、前述のとおり『ガルバリウム鋼板』という材料でできています。
ただ単に見た目だけで選んだものではありません。
ガルバリウム鋼板は、ほぼ鉄(Fe)です。
その鉄の表面にアルミと亜鉛の合金をメッキしたものです。(メッキはとても薄い。)
ほぼほぼ鉄(Fe)なので結構重い。
比重で言うと、
水:1に対して、
プラスチック(ポリプロピレン):約0.9
アルミ(純アルミ型):約2.7
鉄:約7.8
鉄とプラスチックを比較すると、同じ体積でも鉄の方が約8倍重いということです。
よって「インクボトルスタンド」は横から見るとこのような感じ↓ですが、
詳細なサイズは、幅130、奥行52、高さ42mm、厚み1mm
薄くて、小ぶりで、スッキリしたデザイン。
でも重さは118gあり、適度な重さがあります。
インクが好きな方、インクを使いたいけど悩んでいる方へ
巷では「インク沼」がもう定着しているようです。
もう長らくインク沼にハマっている方、あるいは、「いつかインク使ってみたいなぁ。。でもいつかインクをこぼして大変なことになりそうだな。。」などと不安がっている方。
いろいろな方がいらっしゃると思いますが、ぜひ一度この「インクボトルスタンド」をご検討ください。
私自身も「インクボトルスタンド」を使用していますが、やはりそれが無かったときと比べると、安心感が全然違います。
日々の、ほんのちょっとした安心ですが、結構大切です。
日々の積み重ねは、想像以上に大きなものになります。
ぜひこの「インクボトルスタンド」で、小さな安心を感じていただければと思います。
ではまた!